ヤニ汚れの車内クリーニング
「車内のタバコの臭い消してほしい」「芳香剤を使ってもまったく臭いが消えない…」
そのようなお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、日産NV200バネットの徹底車内クリーニング施工事例をご紹介します。
まずはシートの取り外しから高圧洗浄、エアコンのスチーム殺菌、さらにオゾン抗菌処理まで、
車内をリセットするための一連の作業工程を、写真とともに詳しく解説していきます。
ヤニ汚れと臭いに悩む車内をプロが徹底クリーニング
ご依頼内容は「車内の臭いをどうしても何とかしてほしい」というものでした。
実際に車内に入ってみると、芳香剤とヤニの混ざった独特な臭いが車内全体に充満しており、表面的な対処では改善が難しい状態でした。そこで、車内を根本から清掃するために、まずシートや部品、ルーフをすべて取り外します。
専用の道具を使いながら、慎重に車のシートを取り外していきます。
このように、徹底した分解と洗浄を行うことで、内部に入り込んだ汚れや臭いまで除去することが可能になります。
シート・部品・天井をすべて取り外して丸洗い
専用クリーナーと高圧洗浄で布シートの内部まで清掃
取り外したシートにはヤニが深く染み込んでいました。
そこで、布シート専用の強力クリーナーを使用し、高圧洗浄機で内部までしっかり洗浄していきます。
シートクリーニング後は乾かす
特に、ヤニの臭いは繊維の奥に入り込んでいるため、丸ごと水洗いする方法が非常に効果的です。
そして洗浄後は、時間の許す限りしっかり乾燥させます。これは臭い戻りを防ぐためにも重要な工程です。
カーペット・マット・ルーフのヤニ汚れも根こそぎ除去
側まで洗うカーペット洗浄
もちろん、カーペットやマットも裏側まで丁寧に洗浄します。
さらに、天井（ルーフ）にこびりついたヤニ汚れもしっかり除去。ここも臭いの温床になりやすいため、見落とせないポイントです。
車内装をクリーニング
天井（ルーフ）もヤニ汚れ対応
車内にタバコの汚れが付着してるルーフもしっかり臭い消しのために洗浄し乾かします。
内装パーツ・床も専用洗剤で丁寧に清掃
そのうえで、内ドアパネルや床などの各部も、専用洗剤を使って細部まで丁寧にルームクリーニングを施します。
鉄板部分は乾拭き・湿拭きを組み合わせて、隅々までツヤが戻るように仕上げます。
車の鉄板をクリーニング
丁寧に拭き掃除をします。
パーツを拭き取り
臭いの原因を根本から除去
取り出した部品もクリーナーで汚れを落とします。
エアコン内部までスチーム殺菌で消臭力UP
フィルターは交換済み→エアダクトを高温スチームで洗浄
次に、カーエアコンの臭い対策として、高温スチームによるエアダクト洗浄を実施。
フィルターは交換済みとのことでしたが、ダクト内部にはタバコ臭が残っていたため、スチーム殺菌処理を行うことで高い消臭効果が得られます。
車の部品を元に戻す
車にシートを取り付ける
クリーニングして綺麗になった座席を取り付けます。清掃後は部品を元通りに取り付けます。
最後はオゾン脱臭＋抗菌コートで仕上げ
オゾン処理による強力消臭
清掃が完了した部品は、ひとつずつ丁寧に取り付け直します。
そして、仕上げにはオゾン脱臭＋抗菌コーティングを施しました。
この処理を加えることにより、消臭効果がさらに強化され、車内の清潔な状態が長く続くようになります。
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